兄弟の写真をかわいく撮りたいのに、どーーーーーーにも動き回って撮れない。そんなご相談をよくいただきます。プロカメラマンでも動き回ってるふたつの生き物を追うのは難しいので、小道具を使います。一瞬子供の動きを止めるために小道具に固定します。子供の撮影は小道具が命!といっても過言ではありません。どんな小道具を使えば兄弟を上手に撮ることができるか解説していきます。
Contents
木馬
昔ながらの木馬。これは撮影の小道具にピッタリです。子供が乗りたがってくれて、しばらく乗っていてくれるので絶好のシャッターチャンスです。小さい兄弟なら二人乗ることができて、しばらくこのままで居てくれるので、あとは笑わせるだけです。
ちなみにこの木馬、私の兄の出産祝いでいただいたもので37年ものです。
1歳の頃のもむらカメラマン。このころはまだ木の色が薄かったです。
親戚を巡り巡って、また我が家に戻ってきました。木製のものは「古美(ふるび)る」という美しさがあります。プラスチックのおもちゃではこうはいきませんよね。
おすすめの木馬
木馬にもいろいろ種類がありますが、木工品は職人の手によって作られたものが素敵ですし、長く愛せると思います。職人もの、天然木の木馬をまとめてみました。
エルムの木馬
岐阜県の職人さんの手で作られた木馬。楡(にれ)の木で出来ていて、比較的コンパクトです。国産で手作りなのに10,000円を切っていて、安いと思います。プレゼントにポチッとどうぞ。
木遊舎 スギ木馬
違うのは足を乗せる棒があるところくらいですね。こちらも10,000円+税でお手頃です。
アマゾンだと素材感が安っぽい感じですが、楽天のサイトで見ると天然木な感じが素敵です。
子供写真は機材よりも小道具にお金をかけています
子供写真のスタジオに行くと、小道具やぬいぐるみの多さに驚くと思います。私の働くスタジオも小道具だらけです
一人ならまだしも、二人以上動き回っているとピントも合わせられないので、子供をロックしておく小道具が必須なのです。
2歳0歳の頃の姉妹。まだぎゅうぎゅう詰めにすれば二人乗れたので、平和な姉妹写真が撮れました。目線の先はばあば(私の母)で、笑わせてくれています。
少し大きくなって2人乗れなくなっても、一匹は固定しておけます。
ふわ〜っと目的もなく動き回る1~2歳は木馬に固定しておけば、あとはそこに家族や兄弟を集めれば写真を撮ることができます。
木馬は古くなっても絵になりますし、木でできているので自然に調和します。
難点は、撮影する場所までこの木馬を運ばなければいけないことですかね(^_^;)あと、兄弟で取り合ってケンカすることもありますねw