ママ友や保育園、幼稚園の先生に「子供を撮ると動いてブレてしまうんですけど、どうしたらいいですか?」とよく聞かれます。
シャッタースピードを上げるという方法を理解できるママさんならいいのですが、大半のママは「使ってるカメラ・・なんだろう?」「露出ってなに?おいしいの?」というレベルです。
カメラを理解しなくても子供をブレずに撮るには子供に「止まっていてもらう」ことです。
子供を撮影するプロカメラマンは子供に「止まっていてもらう」ために「座ってもらう」「小道具に座ってもらう」など色んな技を持っています。
詳しく解説していきます!
Contents
子供が止まっていてくれる世界一簡単な方法
子供というのはなんでか知りませんが、起きている間中動いています。
普通に歩けばいいところを、ピョンピョンとジャンプしながら移動して、コケて泣いたりする面倒臭い生き物です。
よちよちあんよを始めたら、動かないのはテレビ見ている時と寝ている時だけ。
3人男の子を育てるママさん(お客様)が「麻酔銃打ちたい・・・!」と言っていたのが印象的でした。
それくらい子供の動きを止めるのは難しいことですが、何の道具がなくても数十秒なら止まっていてくれる方法があります。
それは「座ってもらう」という方法です。
なーんだ!と思いますよね。
でも、動いている子供を追いかけて撮るよりも、ものの10数秒でも座っていてくれるところを撮った方が確実にブレずに撮れます。
カメラのことがよくわからなくても、子供をブレずに撮ることができる
ママ友にカメラのことを聞かれて「今は何を使っているんですか?」と聞くと「えーと・・オリンパス?リコー?なんだろう?」という人が大半です。
型番はおろか、メーカーすらよくわかってない人多数。
そんなママたちに「動きを止めるにはシャッタースピードを上げる」というのを理解してもらえる自信がありません。
でも、数秒でも止まっていてもらえれば撮ることはできますよね。
子供写真のプロは小道具を使う!
子供を撮影するスタジオは、機材より小道具の方が多いです。
どんな小道具を使うかというと、子供が「遊んでいる」と感じられるものがオススメです。
木馬
昔ながらの木製の木馬。これを出すとどの子も一目散に乗って、ゆらゆらと楽しんでくれます。
乗ってくれたところを、写真を撮る人以外に笑わせてもらう。これ鉄板です。
これならチョロチョロ動き回る兄弟も、木馬にロックして撮ることができます。
ちなみにこの木馬、私の兄(37歳)の出産祝いにいただいたもので、37年もの。
親戚を回り回って今は私の娘たちが使っています。
調べてみると、似たような木馬が10,000円ちょっとで売っています。
30年以上使えてますし、壊れそうもないのでさらに次の世代に受け継げると考えるとコストパフォーマンスの良さが尋常じゃありませんね。
出産祝いにオススメです。
ちょっとココ↓から見てみてください。
木遊舎 スギ木馬(完成品)椅子
なんでか知りませんが、子供は椅子を見つけるととりあえず座りたくなるみたいです。
すぐ飽きてどこかへ行ってしまいますが、数秒は止まっていてくれるので、その間にシャッターを切りまくります。
座ってくれたところを、誰かに笑わせてもらいます。ママ1人の時は、カメラを持ちながら変顔します。0〜3歳児はいないいないばあ!で笑ってくれますよ。チョロいですね。
この椅子はばあばの花瓶を飾る用なのですが、子供にピッタリのサイズ。
撮影小道具兼、普段使いできるものと考えるならやっぱり絵になる木製ですね!
うちのスタジオにもこのサイズの椅子のようなものがゴロゴロしてます。
動いている子供を撮るより、止まってもらう方を選ぶのがプロです。
脚立
なんでかわかりませんが、子供は台があるとよじ登りたくなるようです。
「ここから落ちたらマズイ」という高さの台だと、子供もしばらーく大人しく乗っていてくれます。
(崖でもかまわず走って行ってしまうタイプの子は別ですが・・)
脚立というとアルミのアレを思い浮かべますよね。
あれだと絵にならないので、絵になる撮影用の脚立ないかなーと思っていたらIKEAにあったんですよ!
友達のうちに置いてあって、もう即買いしました。
自分で組み立てるタイプで、夫に組み立ててもらったのですが微妙にガタつきます笑
外で使う分には気になりませんけどね。
台所に置いてあると、じゃがいもの皮むきをするときなどお母さんが腰掛けるのにも便利です。
★BEKVAM/踏み台 3段/ビーチ[イケア]IKEAビーチって書いてありますけど↑脚立(踏み台)のことです。
子供が座ってくれない時は「遊び」に転換する
子供は基本的に指図されるのが嫌いです。
でも、遊ぶのはいいよ!と思っています。
「ココに座って」というと猛ダッシュで逃げ出されたりしますよね。
そんな時は「座る」ことを「遊び」に変えるのです。
椅子の上に葉っぱを置いて「これをお尻で隠しておいてね!」とヒソヒソ話をすると、快く「いいよ!」と子供は言ってくれます。
そこに白々しくぬいぐるみが「あれ〜葉っぱを探していたんだけど、知らないかなぁ?」と聞くと「知らないよ!」と笑ってくれます。
そんなところを撮ると最高の笑顔が撮れます。
それを1人でやるのは至難の技ですけどね汗
子供をブレずに撮るヒントは見つかりましたか?
カメラのことがよくわからなくてもブレずに撮れる簡単な方法をまとめました。
やらなきゃいけないことを「遊び」に変換することが、子育てのヒントにもなればいいなぁと思っています。
Codomo Portrait
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