プロが子供の写真を絶対にスマホで撮らない2つの理由

ママカメラ

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こんにちは。プロカメラマンで姉妹(1・3歳)の母のもむらです。

お子さんの写真をスマートフォンで撮っている人、結構いらっしゃると思います。

カメラマン仲間で子供がいても「子供のメインカメラはiPhoneなんだよね〜今度撮ってくれる?」という人も結構います。

でも、子供の写真はスマホで撮ってはいけない!と私は思うようになりました。次女が生まれてから1年半は余程の理由がない限り子供の写真は必ずミラーレスか一眼レフで撮ります。

スマホで撮っていても写真の腕は決して上達しないこと

スマホの写真データをきちんとバックアップをとれている人が少ないこと。

この2つがスマホで子供の写真を撮ってはいけない理由です。詳しく解説していきます。

スマホで子供の写真を撮ってはいけない2つの理由

スマホで子供写真を撮ってはいけない2つの理由はこちら。

  • スマホでは写真が上達しない
  • スマホのデータ、バックアップとれていますか?

スマホでは写真が上達しない

まず1つ目のスマホカメラでは写真が上達しない理由です。

写真を構成する「絞り」「シャッタースピード」「ISO感度」は全てスマホがオートでやってくれるので、感覚が育ちません。理解もできません。

そして、調整したいと思っても絞りはほぼ固定なので「狙った写真」はまず撮れません。

スマホの「絞り」はほぼ固定のF2.2だそうです。(iPhone6)

他のスマホもセンサーサイズは大して変わらないので同じような条件でしょう。ガラケーも同じです。

絞りが動かせない分、調整できるのは明るさだけ。その分みんなアプリで加工するのだと思うんですけどね。

ついでに言えば、いつどんな時でもなんとなーく撮れてしまうので「光がどこから来ているか」「順光か逆光か」という写真には欠かせない光の要素も無視して撮ってしまいがち。

スマホは便利に撮ることができるけど、絶対に上達しません。これだけは断言できます。

スマホのデータ、バックアップとれていますか?

スマホで撮った写真をきちんとバックアップが取れている人はどのくらいいるのでしょうか。

昔のガラケー時代はマイクロSDカードに写真を保存することができて、いっぱいになったら新しいのを買うというある意味アナログな「目に見える場所に写真がある」という状態でした。

しかし、cloudに写真を保存できるようになって、なんだか目に見えないけど写真がcloud上に保存されているらしい・・というのに甘えてパソコンなどにバックアップをとらない人が多いのではないでしょうか。

うちの夫はパソコン原始人(最近少し進化しました)なので、スマホのバックアップ?なにそれ美味しいの?という次元だと思います。

ITスキルが高い主婦として自負している私でも、Cloudの写真は正直管理しきれていません。

過去2回ほどトイレに落としたり、データを飛ばしてしまったことがあります。

本当に大事な子供の写真はiCloudの共有アルバムに保存しているものの、どうでもいい写真はほとんどバックアップとれてないんですよねー。

その理由は「パソコンにつながなくてもとりあえず必要なデータはメールなどでやりとりできるから、バックアップを取る機会がない」からだと思います。

私にとってスマホは、便利だけど管理しきれないデバイスの1つです。

だから私はスマホで子供の写真を撮るのをやめました。メモ程度の写真は撮りますが、大事な写真は一眼レフでしか撮りません。

(といいつつ、先日SNOWをダウンロードしてひとしきり盛れるカメラを楽しみましたw)

スマホでは決して撮れない一眼レフの写真

スマホというのは、写真を記録するフイルム的な役割になる「イメージセンサー」がとっても小さいです。

私が仕事で使っているのは35mmフルサイズ。ミラーレスはAPS-Cです。

それに対してiPhoneは何分の1サイズだ!と。

これだけ大きさが違えば、当然写る写真にも差が出てきます。

スマホはボケない

IMG_1540 2

写真を構成する三要素である「絞り」「シャッタースピード」「ISO感度」のうち、写真のボケを楽しむためには「絞り」が調整できることが必須です。

しかし、スマホのカメラはセンサーサイズが小さく、絞りがほぼ固定でF2.2だそうです(iPhone6の場合)他のスマホやガラケーも似たようなものだと思います。

ちょっと写真をかじっている方ならF2.2なら開放値が明るいからボケるんじゃないの?と思う方もいるかもしれませんね。

しかし、ボケというのはセンサーサイズに比例します。これだけイメージセンサーが小さいとボケを生かした描写というのはほぼ不可能です。

花火や月など夜のシーンに弱い

イメージセンサーが小さいと、感度にも影響してきます。

イメージセンサーが大きければ大きいほど、感度を上げても画質が荒れにくいです。

暗いところでもスマホはとりあえず撮れますが、画質がヒドイことになりますよね。

DSCF6155

例えば明け方に寝顔を撮りたい時。寝ているのでストロボを焚かずに撮りたい。

こんな感動を見たまま残せるのは一眼レフなんですよねー。

スマホのレンズは傷つきやすい

スマホというのは常に持ち歩くという性質上、とても傷つきやすいです。

本体がボコボコどころか、液晶バッキバキの人もよく見かけます。

私もスマホも常に子供のヨダレや食べ物でギトギトした手で触るのでなんだかいつも写真がボヤけてます。

SNSにアップしている写真でよく「レンズが曇ってる・・・」という写真を見かけます。いいね!や♡がとても押しづらいです。プロにはわかっちゃうんですよー。

一眼レフなら絶対レンズに触らせたりしませんし、いつもカバーつけて守ります。

その辺は、多機能のデメリットなんだと思いますね。

スマホ写真の方が優れているところ

もちろん一眼レフがスマホにかなわないところがあります。それは、小型軽量!

イメージセンサーが小さい分、本体を軽く・薄く作ることができます。ミラーレスは一番軽いLUMIXでもレンズとボディセットで173gです。

私の持っているミラーレス(FUJIFILMx100)は500g程度です。

子供と出かけるとなぜか一泊旅行のような荷物になってしまうので「今日スマホでいっか・・」と日和ってしまう気持ちはよくわかります。

スマホをやめて写真うまくなりましょ

以上の理由から私はスマホで子供写真を撮るのをやめました。

でも、ミラーレスや一眼レフを買ったけど結局使ってない・・という人もそれなりにいると思うんですよね。それはなぜか?

標準ズームなんていうつまらんレンズをつけているからじゃないでしょうか。

標準レンズはつまらんっ!(大滝秀治風)

せっかくデジカメ買ったけど、思ったほど綺麗に撮れない。背景がボケない。それならスマホでいっか。という思考構造だと思います。

せっかく一眼レフを持つなら「ボケを楽しむ」ことが写真の最大の楽しみだと思います。

では、ボケる写真を撮るためにカメラ選びで重要ことをまとめましたよ。

ボケるカメラの選び方

カメラにはイメージセンサーという画像を記録するチップ的なものがあります。

この大きさが大きければ大きいほど、ボケやすくなります。

私もこれは割と最近知りました。

ミラーレスでいうと、PENTAXよりNikonの方がボケやすい。NikonよりもLUMIX・OLYMPUSの方がボケやすい。SONY・FUJIFILMよりCanonがボケやすい。

そして初心者向けデジタル一眼レフのほとんどはAPS-Cですので、同じAPS-Cサイズのミラーレスを選んでおけば間違いありません。SONY・FUJIFILM・Canonがそうですね。

ご家庭で使う分にはAPS-Cを選んでおけば間違い無いと思います。

ボケるレンズの選び方

多くの人はボディとセット販売されている標準ズームレンズをつけていると思います。

個人的にはもったい無いなぁ・・・と思います。

仕事柄いろんなカメラに触ることが多いですが、キスデジなどの一眼レフでも標準ズームで撮った画像はほんとにパッとしないんですよね。中途半端。

これじゃあ「デジカメ重いからスマホでいっか」となるんだと思いますね。

で、ボケるレンズの条件はこちら。

  • 望遠レンズ
  • 単焦点レンズ
  • マクロレンズ

あと大口径レンズというのもありますが、初級者向けではありません。

 

一眼レフでないと決して撮れない写真があって、しかも小型軽量ならカメラを持ち歩く気合がわきます。子供をかわいく撮りたいというのは全お父さんお母さんの夢だと思うんですよねー。

デジタルカメラ一台<節目ごとに撮るスタジオ写真

センサーサイズがそれなりの大きさのカメラというと、最低でもレンズセットで6~7万かかります。

で、それが高いか安いかを天秤にかけますよね。

私は老舗の写真館で働いているので、お客様が節目ごとに撮影される時にかかる金額はよーく知っています。

お宮参り、七五三、入学式、卒業式、成人式とご来店されて、一人当たり平均21万くらいです。兄弟がいれば×人数です。

スタジオマンがこんなこと言っちゃあいけませんが、スタジオに来るよりカメラを買って自分の腕が上達する方がはるかに安上がりです。

どちらが得か賢いアナタならわかりますよね。

プロカメラマンで姉妹の母がオススメするカメラをこちらの記事にまとめてありますので、読んでみてください!

プロがおすすめする本当のママカメラは?ミラーレス一眼軽量レンズおすすめ2016

子供が遊んでいる時をこっそり撮れる「はじめてのおつかいレンズ」望遠レンズのススメ。

 

 

 

 

 

 

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プロフィール

老舗写真館で10年撮影をしていたプロカメラマン、河口あすかと申します。

1983年生まれ。 2012年、2014年生まれの姉妹の母です。 高校の時は写真部。 高校卒業後は芸術学部写真学科に入学して、報道写真部に在籍。 卒業後は医療系カメラマン、商品撮影アシスタントを経て老舗の写真館でひたすら人物を撮っています。 2016年に写真整理アドバイザーを取得。 撮りっぱなしのあなたのために、写真整理の記事を書いていきたいと思います。 詳しいプロフィールはこちら。 プロフィール