こんにちは。プロカメラマンのもむらです。
しまうまフォトブックは1冊198円から作ることができます。
そんなに安かったら「安かろう悪かろう」なんじゃないの?と思いますよね。
たとえば、色がめっちゃ悪いとか。
デザインが固定で全然イジれないとか。
でも、プロから見ても意外にイイ感じでした。印刷・製本などもそれなりで、作ってみてもどうやって利益を出しているのか謎です。
ただ、製本的に見開きパタンとならないのと、長期保存にはあまり向かないと思います。
みんなで旅行した写真をワイワイ共有したい!ちょっとした思い出をまとめたい!という「プチ思い出系」には最適じゃないかなと思います。
プロ目線で徹底レビューしてみました!
Contents
【しまうまフォトブック】プロの徹底レビュー
親戚15名で温泉旅行に行った時の写真をフォトブックにまとめました。
プロ目線で徹底レビューします!
【色】自動補正でイイ感じにしてくれます
最近のフォトブックは色補正をしてくれないところが多いです。
フォトブックの会社、14社に電話して聞いたところ「いただいたデータをそのままプリントします」というところがほとんど。
(だから安く作れるんだと思うんですけどね)
それって、プロはいいけど初心者のママさんには難しいんじゃないかな?と思います。
出来上がったフォトブックを見て「色が暗すぎる&明るすぎる・・」とガッカリすることもあるのでは?
しまうまフォトブックは珍しく自動補正してくれるフォトブックです。
初心者でも安心。それなりにイイ色にしてくれます。
(写真館やスタジオなど色がきちんとしたデータの場合、自動補正をしない方がいい場合もあります)
【印刷・インク】カラーレーザープリント・4色以上
印刷の方式は各社いろいろですが、しまうまフォトブックはカラーレーザープリントです。コンビニにあるコピー機「カラーコピー」と同じです。
インクの色は4色以上、とのことでしたが。「以上」ってなんでしょうね。
【製本】無線綴じなので、パタンと見開きフラットにはならないところが△
製本は無線綴じです。比較的安くできる製本の方法。
のりの柔軟性から考えても180度パタンと開くことが難しいです。
180度開けないので、見開きの絵や写真を入れる場合は注意が必要です。
これに関しては、安いから製本まで求めちゃいけないよね・・とは思います。
【サイズ】小さいので、ちょっとした思い出をまとめるのに最適
私はA5スクエアサイズ(148×148mm)48ページ編集を作りました。
他のサイズも
文庫(105×148)
A5(148×210)
と小さめです。
ソフトカバーでとにかく薄い!
本棚にしまっておくとほんとに探してしまうほど薄い&コンパクトです。
この写真のどこにフォトブックがあるでしょう?
正解はココでーす!
【デザイン】シンプル派にはドンピシャ
安いフォトブックは表紙が固定だったりしますが、しまうまフォトブックは表紙に写真や文字を入れることができます。背景の色も選択できます。
字に模様やデザインがないので、私のよーなシンプル派にはドンピシャです。
いろいろデコりたい!かわいいデザインにしたい!という方には寂しいかも。
コメントを入れることができるので、時間が経っても思い出が蘇ります。
知らない人に見せてもコメントがあれば楽しさが伝わります。
【編集ソフトの使い勝手】もうちょっと縦位置レイアウトがあったら◎
編集ソフトはダウンロードせずにWeb編集できます。
プロ目線でもかなり軽い&使い勝手が良かったです。
スクエアのレイアウトが横位置の写真ばかりだったので、そこだけちょっと苦労しました。
トリミングで無理やり縦にすることができました。が、レイアウトはもうちょっと種類があるとありがたいですねぇ。
【耐久性】
私の考えるフォトブックの耐久性の条件はこの3つ。
- 製本がしっかりしている
- ハードカバー
- 表紙・中ページにラミネート加工されている
製本がしっかりしている
絵本のような製本をイメージしてください。
子供がガサガサ触るのに、1ページが薄かったり見開きパタンとならないものは耐久性が弱いですよね。
しまうまフォトブックは無線綴じなので、見開きパタンとならず1ページが薄いです。
見る人が大人ならいいと思うんですけど、子供も見るようなら糸綴じや合紙製本のような耐久性がある製本がいいと思います。
ハードカバー
ソフトカバーの絵本を見たことがありますか?
子供向けの雑誌タイプの絵本は、よく病院の待合室に置いてありますがボロッボロです。
うちにもソフトカバーのフォトブック(オートアルバム)がありますが、次女(1歳)が勝手に本棚から出してブンブン振り回すのでボッコボコです・・悲しい・・
写真は繰り返し見て思い出を振り返って欲しい。
長期保存を考えるならハードカバー必須かなと思います。
表紙・中ページにラミネート加工されている
子供の写真をフォトブックにすると、絵本のようにたくさん見返してくれます。
子供は自分の写真が大好き。
写真を見るとき、子供の手がよだれベトベト、鼻くそギトギト、ポテチ食べたヌラヌラの手というのはよくあることです。
そんな時も中ページにラミネート加工がしてあれば安心ですが、しまうまはラミ加工なしです。残念!
【価格】安すぎる・・・!
A5スクエア48ページ498円+送料ゆうメール90円で作りました。
最初に一冊作ってみて、よかったら親戚に渡す分5冊を追加注文しました。
合計3,000円くらいだったかなぁ。
・・・安すぎますよね・・・
どうやって利益を出しているのか謎すぎます。
こちらから価格表を見てみてください。安すぎて鼻水出ます。
【しまうまプリント】インターネットでかんたん作成フォトブック
長期保存は「?」ですが、旅行やちょっとした思い出をまとめるのに最適!
総合的にはお値段以上のしまうまフォトブック。
いろんなアルバムの業者を見てきましたが、1冊から作ることができてこの価格・・・どうやって利益を出しているのか謎です。
子供の大切な写真を長期保存するのには向いていませんが、家族旅行や友達とのちょっとした思い出を共有する時になどには最適です。
このフォトブックは親戚15名で温泉旅行に旅行に行ったときのものです。
6家族分6冊注文してみんなに配りましたが1冊500円と超プチプラでした。
叔父さん叔母さんたちは大喜び。私の母は友達や親戚とお茶する時に「そういえば親戚で温泉旅行に行ったの〜」と見せたりしてます。
楽しかった思い出を振り返ることができるってイイですよね。
プチ思い出系をまとめるのに超オススメなしまうまフォトブックでした。
ぜひ作ってみてくださいね!
1冊198円~、24時間いつでもオンライン注文!!
しまうまプリントのフォトブック