こんにちは。5歳2歳の姉妹の母、カメラマン、写真整理アドバイザーの河口あすかです。
写真整理アドバイザーでは、デジタルフォトアルバムおもいでばこという商品をオススメしています。
が、自分ではどうも必要と思えなくて
先日おもいでばこを買わない理由という記事を書かせていただいて
写真整理アドバイザーの方々にたくさん反響をいただきました。
株式会社バッファローの、おもいでばこ担当根本さんが(名古屋在住)
出張ついでにチベットオブトーキョー(東京都八王子市)までお越しいただいて
私におもいでばこをプレゼンしてくださって
その日のうちにAmazonで即買い。
心が動いたポイントをまとめました。
Contents
おもいでばことは
簡単にいうとこんな感じ。
おもいでばこは本体に大容量HDDを内蔵し、デジカメやスマホの写真を保存して一元管理できるグッズ
引用 週刊アスキー
個人的には、テレビにつないで使えるハードディスク、と思っていたのですが
写真の統合管理ステーション
という感じだそうです。
すごく正直なことをいうと、1テラのハードディスクで2万3千円って高くない?
というところでした。
ママ友にオススメしても、良さそうだけど値段が引っかかる感じでしたし、自分もそうでした。
現状使えてるし、他のソフトで間に合ってる。
そんな風に思ってました。
デジタルの製品って実態がないから、布団ひと組2万円とかっていうのと違うわけですよ。
その辺も紐解いてみました。
1つめの理由ー無料ソフトアプリ問題
カメラを買えば大抵はその撮影データを編集できるソフトがついてきます。
キャノンだったらDPP、SONYはPlay Memories Homeとか。
私自身は、仕事で使うのでPhotoshop、Lightroomのフォトプラン(月額980円)を使っていて
写真のセレクトなんかは基本Bridgeでやっていました。
このサイトを立ち上げてから、パソコンが重い、ソフトの動作が重いなどの相談を受けていて
カメラに付属している無料画像編集ソフトは全て試したけど、重かったり、いまいちだったり。
かといって、我が子の写真整理のために月額980円のフォトプランを契約してもらうのも違うよな・・と思っていました。
我が家のデジタル写真管理はこんな感じです。
写真に関しては完璧に管理していて、その後のフォトブック制作なども難なくこなしていました。
でも、ここには穴があって、ビデオの管理は結構苦労していました。
最初はSONYの画像編集ソフトを使っていたものの、基本めちゃくちゃ重い(ソフトの動作が遅い)
実家のパソコンでは動作するのに、Macでは使えないし、夫のWindowsでも固まって使い物にならない。
長野に住んでいる夫の両親は、孫ビデオを何より楽しみにしているので
苦肉の策で、テレビのハードディスク(AQUOSのブルーレイレコーダー500G)に取り込んで
そこからDVDに焼いて年3〜4回孫ビデオを送っています。
この方法にも問題があって、取り込むときに1つずつだと超時間がかかるので
30個の動画をまとめて取り込んでいます。
でもそれだと「後からあの動画だけ編集する」ってことができない。
夫と「娘の結婚式には恥ずかしい動画を集めておもしろムービーを作ってやる!」と意気込んでいるのですが
良い編集ソフトも現状ないし、正直めんどくさくてできません。
Macに入ってるiMovieで一度動画と写真を編集してみたこともありますが
もう二度とめんどくさくてできない!!
https://www.youtube.com/watch?v=amz4ZBq-168
これを何かに例えるなら、
パンと挽いてない肉を持ってきて、包丁とまな板だけでコロッケを作れと言っているようなもの。
いやいや、専用の道具くださいよって思うじゃないですか。
ミンチ機とか。フードプロセッサーとか。
できなくはないけど、技術と時間が必要ですよね。
他にも例えてみると、青春18切符で東京から沖縄にローカル線だけで行ってみろと言ってるようなもの。
いやいや、飛行機で行かせてくださいって思いませんか?
みんな、写真整理は何をしたいですか?と聞くと
「1歳のお誕生日に記念のアルバムを作りたい」
「20歳の記念に写真を選んでたんだけど、22歳になっちゃった笑」
という声を聞くので、最終的には永久保存版の成長記録や自分史、家族史のようなものを
作れたらいいなぁと思っている人が多いように感じます。
でも、ビデオと写真、フイルムやバラ写真などがバラバラの状態で1つにまとめるのは至難の技です。
写真やビデオ、フイルムと、永久保存版の何かを作る間には
エベレストよりも高いハードルが待っているように感じます。
大抵のうちにはビデオとカメラ、スマホはあると思いますが
これら全てのデータを完璧に管理できる人がどれくらいいるでしょうか。
わずらわしさから解放されるという価値
ちょっと前置きが長くなりましたが、要するに、おもいでばこの価値というのは
画像やビデオなど、いろんなカタチのものを
管理やセレクトするために必要なソフトやアプリなどの煩わしさから解放されるという価値にあるんだと思いました。
安全なバックアップがとれるという価値と
写真やビデオをセレクト管理するために特化したソフトという価値。
これって今までなかったと思うんです。
最終的にカタチにしたいものに対しての、中間地点。
永久保存版への最短ルートとでも言いましょうか。
もちろん、見返すための道具として、その先がなくても良いと思うんです。
調理器具で言えば万能調理器。
駅で言えば東京駅や羽田空港、成田空港。
こんなところに1つの価値があるのかなと思いました。
iPhoneを「ハードディスクとしては高い」という人はいない
以前私はこんなことを漏らしました。
バッファローが出している他のハードディスクに対して、おもいでばこは高い。
ハードディスクとして意外の価値を、テレビで見られることにしか見出していなかったからです。
でも、新しいiPhone8が256GBで10万ほどですが、容量に対して高いと思う人はいないはず。
iPodもそうですよね。
iPodに関しては、CDを入れ替える煩わしさから解放されることに対する価値があった。
iPhoneは、いろんな単機能の家電を持ち歩く煩わしさから解放された。
そんな価値があると思うんです。
例えば。
1TBのおもいでばこ(23,798円)から
1TB分のハードディスクの料金(バッファローMiniStation7,970円)
を引くと15,828円。
ここには、煩わしさからの解放という価値と、もう1つの価値があると感じました。
2つ目の理由ー「自分らしさを知り、自信を持つためのツール」
バッファローの根本さんのご家族の連綿と続く記録をたくさん見せていただいて。
奥様が長女さんを妊娠中の記録から、10歳になるまでの25万枚の写真を見せてもらいました。
そこで感じたのは
お嬢さんたちが、とても満たされた顔をしていること。
自分たちが写真にどう写っているのかをよくわかっていること。
とても大切に育てられていると実感していること。
私は約10年写真館でカメラマンとして、たくさんのご家族を撮影させていただく中で
毎年お誕生日に写真を撮りに来てくださるようなご家庭の子供たちに
ある特徴を感じました。
自分の写真を大切にしてもらっている子は、とても満たされた顔をしている。
私自身も常に自分たちの写真が飾られた家で、写真をとても大切に育てられて来ました。
先日ギフト式乳幼児教育アドバイザーさんに、子供にどんな声かけをするかという講座を受けさせてもらいましたが
その中でグッと来たのは
「9歳までに子供の自己肯定感は決まる。9歳までに存在そのものを認める言語を1万語語りかける」
というものでした。
存在そのものを認める言語を1日5ポジ。
これって、普段意識するとなかなか恥ずかしくてできないけど
写真を撮る時は「かぁわいいいい〜〜〜〜〜❤❤」と言って撮ってますよね。
写真を撮る時はオカマばりのテンションで、一回に2〜300カット撮るので
それだけ「存在そのものを認める言語」を語りかけられていたのかなぁと思えました。
そして、写真を見返す時も「ぎゃ〜〜〜〜〜!かわいい〜〜〜〜!!」と大騒ぎしているので
写真を見返している時の自分はポジ語爆増しているはず。
その言い方を子供も真似するんですよね。
自己肯定感が育まれると
失敗するというイメージがなかったり
困難な状況でもやり続けられる力がついたり。
これが子どもの人生にとって、どれだけプライスレスなことか、かしこいあなたならわかるはず。
さて、あなたの心は動きましたか?
こちらからどうぞ(^^)
PD-1000SL(2TB)2017年モデル 35,980円〜
2TBバックアップキット 16,207円〜
2TBとあわせてよく売れているのはこちら。
PD-1000(1TB)2015年モデル 24,280円〜
おもいでばこが欲しいけど予算が・・という方はこちら。
根本さん、ありがとうございました!