SONYα6400からFUJIFILM X-T3に移行しました!【ポートレート作例あり】

お仕事

こんにちは!photographer&writerあすかです!
自分が40歳になった記念に、FUJIFILMのカメラを買いました(こんな変態な主婦いるだろうか?いたら仲間になりたい)

それまではSONYのα6400を使用していました。
仕事の内容は、、元々写真館にいて、七五三、成人式など晴れの日の撮影がメイン。独立してからはポートレート撮影以外にも動画撮影を求められることが多くなりました。
SONYはとてもお利口さんで、レンズの種類も豊富だしインターフェイスも使いやすいしわかりやすい。movieもボタン一つで切り替えられます。
特に不便も不満もなかったのですが、、
SONYからFUJIFILMのX-T3に乗り換えた理由が三つほどあるのでまとめました!

Contents

理由①撮って出しの色味の良さ

いろーーんな会社のカメラを触りましたが、SONYは言うならば
「塩こしょうしておきますから、後はご自分で味付けしてくださいね」
というスタンスな気がします。
FUJIFILMは結構クセがあって、フイルムシュミレーションで色味が色々変えられます。
FUJIFILMのフィルムシュミレーションは言うならば
「中華で味付けしておきましたから!」みたいな感じ。
自分が中華な気分じゃ無かったらうーん、ってなりますけどねw

SONYは塩こしょうはしといてくれるけど、さらに自分の好きな味付けをするのが一手間というか。
写真はRAWで、動画もLog撮影してカラーグレーディングすればいいのかもしれませんが、子育て兼業主婦にはその時間が惜しい。(写真はLightRoom現像してます)
買い換えた最大の理由はココですね。

SONYは「ビデオ屋さんが作ったカメラ」
FUJIFILMは「カメラ屋さんが作ったカメラ」
という感じがします。得意分野がそれぞれ違うっていうんですかね。

写真館勤めが長かったので、人物写真は肌の色が命だと思ってます。
肌色の良さは、FUJIFILMがぶっちぎりです。
ちょっと裸ん坊の写真で申し訳ないですが、、


息子の遊んでる姿を撮った時に、色表現の良さに思わず声が出ましたよね。うわぁああーって。
空の色、肌の色はFUJIFILM最高です。

理由②FUJIFILMの機能性・ビジュアル

今まで色々なカメラを使ってきましたが。

SONYのαシリーズで揃えようと思ったこともありました。カメラマン仲間でも評判がめちゃくそいいですしね。SONYユーザーが圧倒的に多い。

なんですが、αシリーズのカタログをしみじみ眺めて

「・・・・・・ぜんっっぜんそそらない!」

となったのは私だけでは無いはず。

使用感には不満はないんですよ。とてもよくできてるんです。なんですけど、なーーんか持ち歩こうって気になれない。

フイルムカメラは時計とか万年筆のような嗜好品感覚でした。
その昔、FUJIFILMのX100(初期型)を持っていたことがあって、それはもう毎日のように持ち歩いていました。

FUJIFILM x100

革張りのボディ。

ダイアル式の露出調整

マグネシウム製のトップカバー

そして23mmF2という個性的なレンズ。

革製品をこよなく愛する私にとってヨダレが止まりませんでした。

万年筆や高級ボールペン、腕時計のような嗜好品。

FUJIFILMのカタログを見た時に、X-T4のビジュアルにズキュン!

うおおー、このダイアルの感じ!これを所有したいぃぃー!と所有欲バチ上がり。

実際買ったのはX-T3。(予算的に型落ち中古でした)
何がイイってこのフイルムライクなダイアルたち。
ファインダーを覗きながらダイアルで調整出来る感じ!
これですコレコレ最高ーーー!

理由③尖ったコンセプト

誰もが美しい写真を手軽に撮れるように、SONYは「高画質」と「撮る道具」として欠かせない要素を、一切の妥協なく小型化することに挑戦してきました。

引用 https://www.sony.com/ja/SonyInfo/design/stories/a7_rx_series/

と、あるように、SONYはとにかく高画質!小型化!にこだわった感じです。
その分、デザインは置いてきた感じ。(私の個人的な印象です)

対してはFUJIFILMのコンセプトは・・

スマートフォンが進化し、誰もが気軽に写真を撮れる時代。
その中で私たちは写真を撮る楽しみを追求した、趣味性の高いカメラを作っています。


写真の画質や色はもちろんのこと、撮影者がどうカメラを構え、指を置くか。どんな操作性、シャッター音に心地よさを感じるか。デザインから素材、表に見えないパーツの数や配置まで。徹底的に考え抜いています。

私たちはずっと持ち続けたくなるカメラ、ずっと使い続けたくなるカメラを追求していきます。

引用 https://fujifilm-x.com/ja-jp/special/x-gfx-brand/x/

もうコンセプト通り、私はFUJIFILMのカメラを使っているときいつも持ち歩きたくなります。さすがに保育園の送り迎えはスマホと財布だけってことも多いですが、、リュックにはたいていFUJIFILMのカメラを入れるようになりました。ナゼかSONYはそういう風にならなかった。

じゃあFUJIFILMがデザイン性も操作性も最高かというと、ビックリするほどヌケてるトコロもありましてですねw
フジノンレンズ(XFレンズ)は基本高いものが多いのですが、XCレンズという廉価版も出しています。
XCレンズはマウントがプラスチックだったり、絞りリングがなかったりします。

この、絞りリングが無いっていうのが私は衝撃でしたね。。
FUJIFILMはレンズ側に絞りリングがついているのが特徴ですが、安いレンズになるとそれが無い!!!うそーーーん!信じられない!
XCレンズの単焦点を使っていますが、なんとかプログラムモードで絞りをその都度調整して仕事でも使っています。もう慣れちゃいましたけど、最初は衝撃だったなー。まさか、コストカットでそこを省いちゃうとは。

SONYはその辺とってもお利口なので、廉価版でもコンパクトでも必要な機能を省くようなことはしないです。RX100m5というコンパクトデジタルカメラをもっていたことがありますが、小さいのにファインダーもストロボもついてて胸キュンでした。

と、まあ、尖ったコンセプトの犠牲になってる部分もあります。が、それを上回るくらいの描写に心を打ち抜かれています。

富士フイルムに恋してる

InstagramでFUJIFILMで撮った写真をアップしようとハッシュタグを検索すると、、

富士フイルムに恋してる
富士フイルムの色が好き
今日もx日和

というハッシュタグが並ぶ。SONYのハッシュタグにこういうのは無いんです。
もう気持ちが分かりすぎて!恋しちゃうカメラなんですよ。

ポートレート作例

SONYα6400

FUJIFILM X-T3

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